ハイドロゲルとは、高分子などの固体が水を吸い込んで膨潤し、流動性がない形態（ゲル）となった物質の総称です。水を媒体とし、寒天やゼラチンのゼリーなどがそれに含まれます。

MAURTENは、この技術を利用して、最も効率的なエネルギー源である炭水化物を天然成分アルギン酸（海藻）とペクチン（果実繊維）を用いてカプセル化し、ハイドロゲルを構築する非常に効果的な方法を発見しました。アルギン酸とペクチンの2つの主要成分により、胃酸に触れると瞬時に保護性の高いハイドロゲル構造を作り出し、胃で溶けず、腸へと効率的に送ることを可能としました。身体に必要な塩分、炭水化物を体内に効果的に吸収させることができるのです。

特許申請中のハイドロゲル技術により、体内で燃料として利用できる炭水化物の量を増加させることができます。ハイドロゲル技術は、従来のスポーツドリンクに含まれる着色料、保存料、人工香料のようなパフォーマンスを助けない不要な成分によって、胃や腸に負荷が掛かり発生する胃腸トラブルのリスクを軽減します。